日経平均はまだ調整か。ドル円は煮詰まってきたので動きだすか。

2020年6月15日

FXトレードプラン

t f B! P L
週明けの株価も高く2,3000円を回復しました。ナスダックにいたっては史上最高値を更新。GAFAの勢いがうかがえます。

2022年末まで政策金利はゼロ付近で維持とFOMC。SQも終わり、来週の相場の方向性は変わるのでしょうか。

一部で注目されたYCC(イールドカーブ・コントロール)に関する議論は今後の会合で継続されるとのこと。

などと思っていたら、ダウは1800ドルの大暴落。
だけど翌金曜日の日経平均は粘り強い動きでした。売り目線ではありますが、トレンドはまだ崩れてなさそうなので、上でしょうか。

銀行・信金の貸し出しが前年比で4.8%増加し、過去最高の伸びになりました。
新型コロナウィルスの影響で売上げが下がった企業だけではなく、大企業の予備的な資金需要もあるようです。

勝ち組の企業も生まれれば、先行き不透明で倒産する企業もあります。
株価と実態経済が連動するとは限りませんので、トレードをするなら株価の需給を意識することも大事ですね。

米国でもFRBによる大手銀行へのストレステストの結果が注目されるのでしょうか。
資産1000億ドル超の34の金融機関が対象で、25日に発表される模様です。

  • 銀行は想定以上の資金を保持し、配当金を減らしたり、バランスシートを圧縮するか融資を縮小しなければならない可能性もある。
  • 新型コロナウィルスによる影響が、FRBの想定した最悪シナリオを超えるため、一部の銀行からはテストを中止した方が良い。
  • 新型コロナを考慮すると必要ではない資本手当てが求められ、景気回復を冷え込ましかねないと警鐘。(米国証券業金融市場協会:SIFMA)
などの声もあるようです。

大手4行は、第1四半期だけで合計200億ドルもの貸倒引当金を計上しています。
日米ともに金融ショックを警戒しているように思えます。
予想以上によかった雇用状況が続くといいですね。
さて、来週のトレードプランです。
日経平均のチャートを見ると大きく下げているが、チャートはまだ崩れてなさそう。
来週うだうだしそうだとトレンド転換か。22700円あたりの攻防に注視したいです。

ただ他の株価指数はまだ上トレンドにみえるので、ショート決め打ちは気を付けたいところです。
日経平均 日足チャート
日経平均 日足チャート

ドル円のチャートを見ると、107円が底堅いですね。
とは言え、108円も簡単には抜けなさそうな雰囲気。株と為替の相関も以前と比べて参考にしづらいです。どちらかに抜けたらついていこうかと思案中です。
ドル円 日足チャート
投資は自己責任でお願いします。

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