デモ激化の新たな問題はあるが、雇用統計は予想外のプラス。

2020年6月6日

FXトレードプラン

t f B! P L
週明けのニュースで気になるのは、米国での暴動。米国だけではなく。世界中デモが起きています。

ホワイトハウスの近くでもデモがあり、警察が催涙ガスとゴム弾を発射したようで、トランプ大統領も暴動に対し、都市や州で対応しないなら自身で軍隊を配備することも辞さないと明言しています。

木曜日には、マティス前米国防長官が、トランプ大統領への国の分断を図っていると非難しました。

黒人が警察に首を膝で押さえつけられ死亡したことに対するデモではありますが、新型コロナウィルスによる経済への打撃や格差も影響し一部暴動化していそうです。

失業保険受給申請件数は、週ごとに減少していとは言え、4000万件を記録。
リーマン・ショック後最大だったのは、2009年3月の65万9000件とのことなので、影響の大きさがうかがえます。
米国 失業保険申請件数
米国 失業保険申請件数

しかし、このような状況下でも株はさらに上げ、ダウも日経平均も続伸中です。
強いですね。ショートカバーとも言われていますが、売りたい人がまだいるとすると、まだ上げるのか。

個人的にもポジションはもっていませんが、売り待ちです。

そんな影響もあってかどうか、3月18日から11週間で、米億万長者の資産総計が5650億ドル増えたそうです。

記事にもありますが、同期間に約4260万人が失業保険を申請しているとのこと。
まさに格差社会ですね。。。

しかし、雇用時計はまさかのプラス。トランプ大統領もご満悦でした。
市場予想は19.8%でしたが、失業率は13.1%。
そして、非農業部門雇用者数は前月比250万9000人増。エコノミストや投資家でプラスになると予想はいるのでしょうか。
集計上の問題など疑惑もあるようですが、ダウは素直にお800ドルを超える大幅高。

さて、今週のトレードプランです。
そろそろ天井と毎週のように思っています。

想像以上に雇用統計がよかったことから、売り方の損切も入りそう(個人的にはバイクラになって欲しい)。
損切りが入らなかった場合は、ダラダラと上を目指していきそう。
そうなると個人的にはできることがありません。(売り目線なので)
各国の株式チャート
各国の株式チャート

FXをみてみると、レンジから抜けてきたように見えます。
雇用統計の結果でドル買いがいったんは押しや戻しがあるかもしれません。
ぱっと見たところ通貨ペアを迷うのですが、様子をみてポジションを取ろうかと思案中。
通貨インデックス
通貨インデックス

チャートはユーロドルの日足チャート。
トレーディングビューに固定VWAPの機能が追加されていたので、直近の高値と安値を起点に入れてみました。

終値をみると、どちらから引いたVWAPの上。
押し目を買ってみたいけど、1.12の攻防を見てみます。
ユーロドル 日足チャート
ユーロドル 日足チャート

投資は自己責任でお願いします。

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