週明けは新型コロナウィルスの第2波の懸念と言われていますが、ダウ・日経平均も大きく下げたかと思えば大きく戻しました。週末も小さいですが、上ひげ下ひげ。
今週も相場は方向感がつかみにくい週でした。
週明けはFRBによる米企業の社債購入のの発表が好感されたようです。
FRBが道路や橋のほか5Gなどに向けて1兆ドルのインフラ計画を準備しているとのことや、日銀の資金繰り支援総枠110兆円のニュースに反応したようです。
と、思っていたらFRBのバランスシートは縮小したいようです。
アメリカ経済に対してトランプ大統領とパウエル議長の捉え方がズレているのは、これまでも見てきました。
5月の雇用統計は誰もが予想もしなかったポジティブサプライズで、「米国史上最大の回復」とトランプ大統領。
一方のパウエル議長は慎重な構えを崩しそうにもありません。
ニューヨーク州のクオモ知事は、飲食店でのルールが守られなければ厳しい制限措置を取ると警告していますね。
やや気になるのは、北京での新型コロナウィルス。市外への移動も制限しているようで、集団感染や都市封鎖がおきたら武漢の騒ぎどころではありません。
中南米でも感染が拡大しているので、世界で見ると感染者拡大が著しくなっていますね。
米中のいざこざは前からでしたが、中国とインド、北朝鮮と韓国など地政学リスクもでてきました。
さて、来週のトレードプランです。
ダウと日経平均を比べてみると。ダウの方が足の形が悪く感じます。
日経平均はまだ崩れてなさそうですが、そろそろトレンド転換と妄想。
日経平均が陽線で終われば、夜間で下向きのポジを考えたいです。
株価指数 日足チャート |
次にドルインデックスをみると、もう少しドル高が続きそうな気がします。
ドルと円は、同じような動きをしているので、ドル円ではなく、ユーロドルの売りを1.125の手前あたりで狙いたいです。
ドルインデックス 日足チャート |
ユーロドル 4時間足チャート |
投資は自己責任でお願いします。