イタリアでは食料品と薬局を除く全国の全店舗を閉店する指示がでたり、アメリカでは外国への渡航を見合わせるよう勧告もでました。
NBAはレギュラーシーズンの全試合を中断も発表されています。欧州ではサッカー選手が新型コロナウィルスに感染していて試合も延期。この先の状況では各地でスポーツや興行の中止の可能性もでてきそうです。
欧米は新型コロナウィルスに対して楽観的な面もあったので、残念ながら今後はこのようなニュースが増えていきそうですね。
週明けの9日は、ロシアとの話がまとまらず、サウジアラビアが公式販売価格の過去20年で最大の値下げ報道で原油急落。増産も報道されています。
月曜のは大暴落でしたが、この背景には、新型コロナウィルスによる需要の減少だけではなく、低価格からシェアの獲得を狙っている、アメリカのシェール潰しだったりとの声もあります。
採算が取れない産油国はオイルマネーを現金化し、債券市場などからお金が流出してしまう可能性を危惧する声も。
これをうけてか、ドル円も急落。一時101円台を付けました。いずれ105円を割るとは思っていましたがあっけなく割れました。
100円割れも視野に入ってきたでしょうか。と思ったら急速に反転。週足では大きな下ひげで終了。
この株価の下落は日本だけではなくアメリカも同じ。ダウの歴史的な急落でサーキットブレーカーが発動しました。連鎖が続き市場はまさにパニックになっています。
トランプ大統領の新型コロナウィルス対策として、「極めて劇的」な措置を(減税?)の発言で持ち直し。トランプ大統領の独断との声が聞こえますし、会見にはいなかったようです。
金融緩和や減税といった景気対策・中小企業の資金繰りを懸念した、新型コロナウィルス対策が各国から発表されています。株価は続落しています。もういくら下げっていくら上がったかがわからないほど程。
ファンドも個人も資産の現金化をしていると言われ、史上最大の値幅で乱高下が続いています。
目先の底はつけたように思いますが、金融政策ではやはり、ウィルス退治はできないので、根本的な解決にはなっていないということでしょうか。
さて、来週のプランです。
前述しましたが、目先の底はつけたように感じますが、先週は毎日のように感じたこと。
安易な買いは控えたいですけど、いったんは反発すると思います。
ダウ 日足チャート |
いいところまで戻っているので、もう1回下を見に行きそうですが、ボラティリティも高いのでスイングポジは考えていません。