新型コロナウィルスでFRBが緊急利下げ。乱高下した一週間。

2020年3月7日

FXトレードプラン

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今週はFRBの緊急利下げを筆頭にイベント続きの週でボラティリティが高い週でした。

まず、2/28(金)の夜間に安値をつけて、週明け月曜日は上げて始まりました。
短期間のうちに高値から10%を超える下げなので、一旦は底打ちとみての買い、ショートカバーもあると思います。

黒田総裁も、潤沢な資金供給と金融市場の安定確保に努めていく方針と緊急談話を発表しています。ダウも1293ドル高と過去最大の上げ幅で帰ってきました。その後もダウが市場2番目の上げ幅を記録。と思ったら急落。

リスクパリティの売りが出たと言っているとニュースや新型コロナウィルス、スーパー・チューズデーなど話題が目白押しで、毎日のように1000円幅の乱高下が続いた週になりました。

リスクパリティという知らない単語もでてきたので、理解するころにはファンドは違う戦略が主流になっているかもしれませんが勉強します。

3/3は新型コロナウィルスへの対応として、主要7カ国(G7)の財務相・中銀総裁の協調緩和。なにかでるかと思いましたが結果としては何もなく。しかし、スーパー・チューズデー、雇用統計とイベント盛りだくさん。

トランプ大統領はあらためて利下げを催促したそうですが、利下げ自体は既に織り込み済みでしょうか。

などと思っていたらFOMC前にFRBは3日緊急利下げ発表。しかも、0.25%ではなく0.5%の下げ。

初動はドル売り。円売り。ユーロはやや買われ。1時間後のロンフィクで逆回転。円買い。ドル買い。ユーロはニュートラル、豪ドル、カナダが売られる。
といったところでしょうか。ただRBAはその前に利下げをしています。
緊急利下げ後の為替強弱
緊急利下げ後の為替強弱(0時)
米大統領選の民主党候補指名争いはバイデン氏の勢いが強まったきました。クロブシャー氏、ブティジェッジ氏に続き、撤退をしたブルームバーグ氏もバイデン氏の指示を表明しています。

株式にとってはバイデン氏の方が喜ばれそうですが、翌日には急落。選挙より新型コロナウィルスの方が材料として注目されているのでしょうか。

さて、来週のプランです。
利下げを折込み中なのか、激しくドルが売られました。
ドル円も105円をいったん割れましたが戻ってきています。
ここからは戻しを試しそうだし、まだボラティリティも高そうなのでスイングポジは極力さけ、戻りは売りたいと思います。

ここまでいったら100円を目指しそうですが、100円まできたら長期用のポジをとりたいです。本間宗久も突き出しが大事だと言っていますし、焦らず待ちたいと思います。
ドルインデックス 週足チャート
ドルインデックス 週足チャート
ドル円 日足チャート
ドル円 日足チャート
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