地政学リスクが材料になっていくのか。

ドル高に関する記事です。

米国ではドル高で利益が減ってきている。といった声が聞こえ始めたようです。

利上げや流動性の高いドルは選好されやすい。

しかし、海外で稼ぐ企業は利益が減っていく。

日本でも輸出産業・輸入産業でのメリット・デメリットは違いますが、米国でのドル高に関するニュースはあまり見ない気がします。

記事では、来年初めの利下げを織り込んでいて、それまでにインフレが抑制されれば株は買われ始めると締めています。

地政学的に気になるニュースはペロシ氏の訪台です。

記事によりますと、副大統領に次いで大統領継承順位2位の現職の下院議長による訪問は25年ぶりだそうです。

台湾の蔡総統とペロシ氏はお互い有意義な時間だったとは思いますが、中国は反発。

事前に「火遊びをする者はやけどを負う」と警告をしていましたし、食品の輸入停止といった措置も報道されましたが、それだけで済むのでしょうか。

中国の経済が不安定化し、重要なサプライチェーン（供給網）が寸断される恐れがあるので、軍事衝突の確率が上がるかもしれないといった記事もありました。

4日には、中国の軍事演習でミサイルを発射。

防衛省は、日本の排他的経済水域（EEZ）内に落下し、４発は台湾本島上空を飛翔したとみているそう。

中国軍の弾道ミサイルがEEZ内に落下したのは初めてだそうです。

相場の材料となっていくのでようか。

さて、来週のトレードプランです。

戻りを継続中です。

ナスダックでは週足レベルで前回の高値を更新しました。

いったんは下げると思いますが、それほど下げなければ、トレンド転換になりそうな気がします。

アノマリー的には上がりにくい月になりそうなので、無理して拾うことは避けたいです。

比較手にどの通貨もヨコヨコでしょうか。

ちょっと目線を考えるのには難しそうです。雇用統計を踏まえればドル買いなのか。

8月2・3週はトレード自体を控えたいと思っています。

通貨インデックス　日足チャート

最後に暗号資産です。

ビットコインは動かなくなってきました。

ジリ上げしていくのか。ドル上げで下がるのか。よくわかりません。