今週のトピックと言えば、菅さんが新しい首相に選ばれたことですが整理できていません。
FXのトレードはできていませんが、FOMCを前に取引は落ち込んでいたように感じました。
新型コロナウィルスからのパンデミックを支援するため、2023年いっぱいはゼロ付近の金利を維持することを示唆。
「緩和的な金融政策スタンスを維持する方針だ」と表明されました。
インフレ率の2%目標未達に強くコミットしているとも。
マイナス金利に関する記事がありました。
現在、政策金利が0以上、0.25%以下なのは米国、英国、ノルウェー、オーストラリア、ニュージーランド、イスラエル、カナダ。
これらの国から新型コロナウィルスの対策としてマイナス金利を導入する中央銀行がでてくる可能性があるとのこと。0.25%以上は後進国と予想もされるますし、金利がつく国というのは本当に少ないですね。
記事には以前から懸念されていたことだが「マイナス金利は効果がないばかりか、逆効果かもしれない。」とあります。
マイナス金利よりもゼロ金利の方が効果的。リスクを取る行動と資金を借り入れる行動を促す効果が最も強く表れたのは、金利が1%から0%に下がった時だったそうです。
「0%という数字自体が、人々に特別な意味を持った」、「マイナス金利が『一種の緊急事態』を想起させる」そうです。
「人々はお金を使うのではなく貯蓄するかもしれないので、望むような効果が得られない可能性がある」のほか、ユーロ圏や日本では、マイナス金利を採用している何年も効果がでていない。スウェーデン経済ではマイナス金利のコストが便益を上回った。とも。
記事にもありますが、金利がマイナスに下がったとき、借り入れは増えたが資金は主に住宅投資に回り不動産市場と家計債務は増大した。
お金を借りても、GDPが増えるものを買うといった状況はなく、住宅を買うために借入しても景気刺激効果は得られない。
ルンド大のアンデション氏は「成長を押し上げるために中銀がマイナス金利政策を採用する必要はなさそうだ」と。
不動産市場や株式における価格の押し上げは続きそうですが、いつ崩れるか。毎週のように頭をよぎるのですが、それがわかれば苦労はありませんね。。。
他に気になる記事では、中国が人民元(記事では人民元建ての債券)の利用を推進している、という記事。
もちろん米中問題から、国際的に人民元を使って欲しいという取組みで、海外市場での元建て債の担保としての利用に関する白書を発表したとのこと。
少しづつ、中国から距離を置く企業がでているので、どこかで大きな問題に発展しそうです。
さて、来週のトレードプランです。
しばらくトレードどころかチャートも見れていなかったので、こういうときは「無理せず小ロット」で慣らしていかないと大きな損切りにつながるというのがこれまでの経験です。
そのため、まずは環境認識から。
ドルはレンジになっています。うだうだしているとさらに売られそうに感じます。
そしてユーロも同じ。円は短期の高値をチャレンジ中。叩かれる可能性もありますが、抜ければ伸びそう。
トレードする通貨ペアはユーロドルよりドル円を候補にしたいです。
通貨インデックス 日足チャート |
次に株式市場を見てみます。
ダウやSP500はサポートラインで粘っているように見えます。
ただ、現在の米国市場を引っ張るナスダックは下ひげがかかった程度ですが下げそう。
買う気にはなれないし売る勇気もないので、オプションはプットを離れた買い指値を置いときます。
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投資は自己責任でお願いします。