月曜日のNYは700ドルの大幅高でした。
FRBのパウエル議長は、経済が軌道に戻るまであらゆる手段を講じるとともに政策金利をゼロ付近に据え置く用意があることを明らかにしました。
雇用と物価の安定の目標を金利水準を維持するとのこと。
お金をじゃぶじゃぶが続くと思惑されたのたのでしょうか。勢いよく株高になりました。
株式だけではなく個人のFXトレードも、在宅勤務の影響で顧客を増やし取引が増えているようです。
記事によると、4月の取引金額は513兆円と、2008年の統計開始以来4番目の規模とのこと。(過去最大は3月の1015兆円)
3月と比べて4月の取引量は、ドル/円は54%減少。ポンド/円は45%減少、豪ドル/円は36%減少。
相場変動期待が主因とあります。確かに個人はポンド円やポンドドルが好きだったりしますね。
取引量も多く馴染みのあるドル円が一番人気は変わらないが、トルコリラが後退し、メキシコペソが増えてきたとのこと。
こちらは、トレードによるキャピタルゲインよりも、高金利通貨のスワップによるインカムゲインが狙い。と言ったとこでしょうか。
メキシコペソ円 日足チャート |
各国の中央銀行はインフレをコントロールできなくなるとオデイ氏。
歴史を振り返れば、統治者が貨幣価値の引き下げをした例はいくらでも見つかる。
さらに、インフレをコントロールできなくなった場合、各国政府は個人による金保有を禁止する可能性があるとのこと。
週末で気になるのは全人代が開催されますね。
香港での国家安全法の導入を計画しているとのこと。コロナ前には香港でデモも行われていましたし、台湾も懸念を表明。
相場の材料は、新型コロナウィルスから中国企業のナスダックでの上場ルールの厳格化といった、米国の大統領選挙を睨んだ米中問題に移行でしょうか。
さて、来週のトレードプランです。
東京や都心部を除き、緊急事態宣言が解除されました。
東京都も解除後のロードマップを発表しましたし、経済活動再開を期待した上げが予想されます。
株式はそろそろ天井だと思ってはいますが、安易に売りはしにくい状況。
株価インデックスの日足チャートを見ると、右肩上がりが続いています。売りたい人が多さそうなので、まだ下がらないのかな。
株価インデックス 日足チャート |
FXを見てみると、円とポンドは垂れてきています。
ドルとユーロはレンジで動きそう。
トレードプランは基本的に様子見にしたいと思います。
通貨インデックス 日足チャート |