書評|ルワンダ中央銀行総裁日記

2018年12月1日

読書

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ブログネタを増やすことも目的ですが、書評のカテゴリーを増やしました。
ここ数年あまり本を読んでいませんでしたが読書ブーム到来なるでしょうか。

思えば高校生の夏休みに読書感想文の宿題がでました。提出しなければ無条件で1段階成績が下がると言われましたが提出せず。それ以来、本を読むことはあっても感想文を書いたことはないです。何十年ぶりなんでしょうか。

さて、久しぶりの読書感想文・初レビューですが、今回読んだのでは「ルワンダ中央銀行総裁日記」。





ツイッターだったと思うのですが、どなたかが紹介しているのが目にとまり面白そうだと思い購入です。週末ぐらいにしか本を読まないので2カ月以上かかりました。

しかし、本自体は面白かったです。
1960年代半ば日本では東京オリンピック開催のころ、著者が中央銀行の総裁としてルワンダにわたります。

中央銀行としての仕事(役割)の範囲が通常どの程度までかはわかりませんが、価格の決定から、総選挙前の民心安定まで気を配り職務に就きます。

超人的な能力と先進国である日本銀行での経験とがあいまって活躍ができたのか。
それとも、やらなければいけないことが山ほどあるルワンダでは真摯に取り組めばある程度の成果はでたのか。

どちらかはわかりませんが、中央銀行の仕組みが分かるというより自伝小説に近いですかね。

堅苦しい本ではないので、金融に興味がない人でも面白く読めると思います。

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