岸田首相になってから株価がどんどん下がっています。
株価にはマイナスと言われていた気もしますし、要因は米国の利上げや中国の不動産問題もあるのでしょう。
個人トレーダーを含め相場関係者と、それ以外の人と評価が分かれそうな岸田首相ですが「財政健全論者」だそうです。
ただ有事の対応はするとし、数十兆円規模の景気対策を策定する模様。
「令和版・所得倍増計画」とはどういったものになるかは気になりますが、相場をやっているユーザーで気になるのは、「金融所得課税」になるのでしょうか。
株式譲渡益や配当金の税金が20%から25%に上がっても適当との認識のようです。
将来的には累進性の検討もありそうです。
私の株式はNISAで小額の保有しかありませんが、累進課税になると富裕層からの反発が凄そうです。
一部で社会主義のようだとの声もありますが、新しい資本主義の格差是正への取り組みはやる気満々のような気がします。
他に気になる記事のマイナス金利です。
記事にもありますが、新興国を含めてみても、実質政策金利はマイナス2.1%で、圧倒的な低水準。
金利も低いので、株や暗号資産にお金が流れているとの事。
インフレのヘッジとしても株が買われるので、インフレは一過性となりにくい。
そのため、中央銀行は利上げがしにくく、実質金利のマイナス状態は続きそうです。
経済的な合理性を考えれば、実質金利差がドル/円相場に影響を与える。
では、なぜドル円は110円前後で安定しているのか。
米国の資産は上がり続けていて、実質金利は大幅にマイナスなので、米国債を持っているだけでは、実質的に資金が目減りしていくとのこと。
米株や暗号資産が下がり始めたら、ドル建て資産の売却や購入フローがなくなり、ドル円が下がるという流れだそう。
さて、来週のトレードプランです。
まずは株価インデックスから。
日経平均は押すところまで来た感じがします。
いったんは底を付けたのか。週末をはさんで雰囲気が変わるのか。
もう1回下を見に行った時にどうなるかを見たいですが、数年前からW(2回)よりV(1回)の動きが多いのでやりにくいです。
来週半ば~後半で、NISA枠を少し使うか思案中。
ただ、底抜けたら一気に下がりそうで怖いですね。
株価インデックス 日足チャート |
次に通貨インデックスです。
円・ユーロは売られていますね。ドルは上値を抜けきれず。
円・ユーロは引き続き売り目線。
弱い雇用統計を受け、テーパリング・利上げが後退したと受け止められれば売られるのか。
ただ、買う通貨はドルになりそうな気がします。
通貨インデックス 日足チャート |
投資は自己責任でお願いします。