注目されていたジャクソン会議が終わりました。
パウエル議長は、テーパリングは年内の開始(時期は明言を避ける)が適切と述べました。
雇用は秋以降も回復が続き、インフレについてはデータを注視していくとのこと。
他の要人はインフレも基準を満たしたとし、パウエル議長よりも積極的にテーパリングを進める記事が多かった気がします。
注目は次の雇用統計ですね。
コロナの影響による転職に関する記事です。
人材不足のため企業は報酬を上げているので、人材移動が進んでいるそうです。
ジョブ型と相性がいいのでしょうか。こういった記事はほとんどが海外の事例で、日本ではたまにしか見ませんね。
海外では想像以上にインフレ要因があるのでされば、テーパリングも早まるのか。
記事によりますと、世界全体の労働者のうち今年退職(転職希望)を考えている人は41%(パンデミック前2倍近い)そうです。
海外の方が転職しやすいイメージがありますが、能力不足などはないのでしょうか。それとも自信があるのか。
IT系は想像がつきますが、他の業界は何があるのか。サービス業やメーカーの工場だとしたら、コロナにも関係します。
ワクチンを打っているの安心感があるのか。リモートやサテライトオフィスが条件なのか。
こういった記事を見ると、日本(人)とは根本的に前提条件(コロナに対するフェーズ)が違うのかと感じますね。
さて、来週のトレードプランです。
まずは株価インデックスから。
先週は大きくさげ、トレンド転換にも感じました。
ジャクソンホールはテーパリングの早期実施が認識されましたが株高で反応でした。
日本株は月曜次第でしょうか。
夜間の先物を見ると、前回高値までは500円ほどありそう。
株価インデックス 日足チャート |
次は通貨インデックスです。
日足チャートだけを見ると、ドルは上げ転換に見えます。
ただ、ジャクソンホールからはドル売り。
それまではポジ解消と考えれば、騙しとなり下げが続きそう。
トレンドが継続か反転かなるか判断がしづらいですが、雇用統計の結果では方向性がでそうすね。
通貨インデックス 週足チャート |
通貨インデックス 日足チャート |
投資は自己責任でお願いします。