ドル円・ユーロドルが難しいときはオセアニア通貨か。

2020年4月11日

FXトレードプラン

t f B! P L

OPECプラスが延期されましたが、OPECプラスは日量1000万バレルで暫定合意とのことです。ただ、事前に2000万バレルとの噂もありましたし、市場ではあまり好感されずに、原油価格は下げていますね。

OPEC加盟国だけでなく米国・カナダ・ブラジルなどの産油国も含めて減産しないと応じないなどとも噂がでていますが、何からの結論がでるのでしょうか。

新型コロナウィルスの影響とは言えますが、金融問題に進展する可能性もあるため、原油価格の問題は変わらずに、個人的には注視が必要だと思っていました。

G20で声明の期待が高まりましたが、減産の規模には触れなかったようです。来週明けの材料となるのでしょうか。

週明けの7日(月)は原油価格は下がりましたが、新型コロナウィルスの死者数が減ったのを好感してか、日経もダウも大幅上昇。

緊急事態宣言を7都府県明日にでも表明があり、翌日発令されました。事業規模は108兆円、財政支出は39兆円規模の緊急の経済対策も。

5月6日までの1カ月間とのことですが、そこで事態が収拾しているとは限りませんし延長される可能性もありそうです。

また、緊急事態宣言を受けてデパートを中心に証券会社も休業を決めています。
スタバやドトールコーヒーも一部店舗の休業や時短とのこと。近所の居酒屋さんはお弁当の持ち帰りを店頭販売していました。こういった対応は次々に出てきそうです。


米国だけでの問題だけではなく、世界中にドル建て資産があるのはわかりますが、まだドルの供給が必要なのでしょうか。IMFがFRBのドル供給を支援する施策をする可能性があるとのこと。

IMFの役割がいまいちわかっていませんが、IMF独自ではできないのでしょうか。
役割や制度の知らないことばっかり出てきます。


また、FRBの新型コロナウィルスによる追加の経済対策も発表されました。
中小企業や高利回り債やローン担保証券(CLO)、商業用不動産ローン担保証券(CMBS)の一部も買い入れ対象になるようです。

だんだんとなんでもありになってきました。以前の常識が通じないのかもしれませんが、そこは初心者なので迷わなくて済むというメリットになるのかな?


さて、来週のFXトレードプランです。
2月高値は移っていませんが、3月頃からのドル円(4時間足)チャートです。
2月高値の往って来いからの今の位置は、これまでのレンジ気味の位置。

108.5円あたりが落ち着きそうですが、いずれどちらかに抜けると思いますが方向性が分かりにくいのです。
ドル円 4時間足チャート
ドル円 4時間足チャート
最近の傾向として、ドル・円・ユーロドルの動きが似ていることが多いと感じています。
こういうときは、普段やりませんが豪ドル/ドルなどのオセアニア通貨の方が動きが分かりやすいのではないかと思っています。

ネットを見る限り、3種類程度にFXトレードの通貨ペア数を絞っている専業の人がいます。
以前、高金利通貨として、豪ドル円が個人に人気だったので、その名残で監視ペアにしているんだと思っていましたが、市場が開いている時間帯も違うので、トレード対象になりうるからなのか? などと思いました。
青:豪ドル/ドル 赤:ユーロドル 1時間足チャート比較
投資は自己責任でお願いします。

QooQ