ドル円の長期トレンドラインに注目したい。

春節明けの上海は下窓を開けて始まりましたが陽線。
その後のNYでは動意が薄そうな動きに。

窓が開くのは想定内。翌日の2/4（火）は大きく上げました。
新型コロナウィルスを織り込まれたのか。単なるショートカバーか。
SP500は終値ベースで過去新高値を追った日もあり、アメリカだけ別世界のようですね。

新型肺炎の影響を考えると工場や企業活動は止まるので、サプライチェーンの問題による経済への懸念としてだらだらと影響を及ぼす可能性はあります。

中国では一定数以上の売りが禁止されているとかで、その影響がどの程度のなのかは気になりますが。

WHOは新型コロナウィルスのワクチンについて、効果があるかは不明としましたが、すこしづつワクチン開発の可能性の明るいニュースもでてきました。

中国も必死で景気の下支えをしようとしています。
新型肺炎がネタとして飽きられたとしたら、次の材料は大統領選挙になっていくのでしょうか。


さて、来週のプランです。
ドル円の上値が重いです。週足チャートを見ると2015年6月からのトレンドラインに抑えられています。
安値を切り上げていますが、200EMAもほぼ水平で終値あたりに。

ドル円　週足チャート

ドルインデックスに目を移すと、じわじわとドル高への方向は継続。

ドルインデックス　週足チャート

最後に円のインデックスです。